トラブル・症状別
ポンプトラブルの原因・症状
ポンプのトラブルは主に6つあります。
水が出ない、異音がする、水圧が低い、漏水、ポンプが停止する、ポンプが動作しないなどです。
ポンプのトラブルは原因が異なるため、まずはどこに異常があるのか確認することが必要です。
目次
水が出ない
原因: 電源トラブル、吸水口の詰まり、水位の低下など。
症状: ポンプが動作しているにもかかわらず、水が全く出ない。
水が出ない原因として考えられるのは、電源トラブル、吸水口のつまり、水位低下が考えられます。
給湯器の電源が正常に供給されているか確認し、コンセントの接続やブレーカーの状態をチェックします。
その後に、吸水口に異物や汚れが詰まっていないか点検し、もし詰まりが見つかれば取り除いてください。
水位が低下している場合は、給湯器の水位を確認し、必要に応じて水を補充します。
これらの確認を行った後でも水が出ない場合は、すぐに生活水道なびにご相談ください。
その後の対応を含め、的確にアドバイスさせていただきます。
異常な音がする
原因: インペラーの損傷、ベアリングの摩耗、内部の異物混入。
症状: ポンプが動作中にガラガラやゴロゴロといった異常な音が聞こえる。
ポンプ動作中にガラガラやゴロゴロといった異常な音が聞こえる場合、インペラーの損傷やベアリングの摩耗、内部に異物が混入している可能性が高いです。
インペラーが損傷していると、ポンプの効率が低下し、異常な振動や音を引き起こします。
また、ベアリングの摩耗により、ポンプのスムーズな回転が妨げられ、異音が発生することもあります。
内部に異物が混入している場合、ポンプ内の部品が正常に機能せず、さらなる損傷を引き起こす恐れがあるでしょう。
このような異常な音が発生した場合、放置するとポンプ自体に深刻なダメージを与える可能性が高まりますので、すぐに生活水道なびにご相談ください。
その後の対応を含め、的確にアドバイスさせていただきます。
水圧が低い
原因: 吸水口やフィルターの詰まり、インペラーの劣化。
症状: ポンプから出る水の勢いが通常よりも弱い。
ポンプから出る水の勢いが通常よりも弱いと感じる場合、吸水口やフィルターの詰まり、またはインペラーの劣化が考えられます。
吸水口やフィルターが詰まると、水の流れが制限され、結果として水圧が低下します。
また、インペラーが劣化していると、水を効果的に送り出す力が失われ、水圧が十分に確保できなくなります。
これらの問題が発生すると、ポンプの性能が低下し、必要な水量を供給しにくいです。
特に水圧の低下が長時間続く場合は、早急な対処が求められますので、すぐに生活水道なびにご相談ください。その後の対応を含め、的確にアドバイスさせていただきます。
漏水が発生する
原因: シールの劣化、配管の破損、接続部のゆるみ。
症状: ポンプや配管周辺から水が漏れている。
ポンプや配管周辺で漏水が確認された場合、シールの劣化、配管の破損、または接続部のゆるみが原因と考えられます。
シールが劣化すると、水が密封されず、徐々に漏れ出します。
また、配管が破損している場合や接続部が緩んでいると、水が漏れて外部に流れ出し、さらには周囲の設備にもダメージを与える可能性が高いです。
漏水は放置すると被害が拡大し、修理費用も増加する恐れがあり、早急な対応が必要ですので、すぐに生活水道なびにご相談ください。
その後の対応を含め、的確にアドバイスさせていただきます。
ポンプが停止する
原因: 過負荷による自動停止、モーターの故障、電源の問題。
症状: ポンプが突然停止し、再起動しない。
ポンプが突然停止してしまう場合、過負荷による自動停止、モーターの故障、または電源の問題が原因として考えられます。
過負荷が発生すると、ポンプが自動的に停止して機器の保護が作動しますが、再起動しない場合はさらに深刻な問題が発生している可能性があります。
モーターが故障していると、ポンプは動作を続けることができず、全体のシステムが停止してしまいます。
電源に問題がある場合も同様に、ポンプが正常に作動しなくなるため、すぐに生活水道なびにご相談ください。その後の対応を含め、的確にアドバイスさせていただきます。
ポンプが動作しない
原因: 電源供給の問題、スイッチや配線の不具合、モーターの故障。
症状: 電源を入れてもポンプが全く動作しない。
ポンプが全く動作しない場合、電源供給の問題、スイッチや配線の不具合、モーターの故障が原因として考えられます。
電源供給に問題があると、ポンプは電力を得られず、作動しません。また、スイッチや配線に不具合があると、信号が正しく伝達されず、ポンプが起動しない場合があります。
さらに、モーターが故障していると、ポンプ自体が作動しないため、お湯や水の供給がストップしてしまうのです。
このような事態が発生した場合は、専門的な対応が必要ですので、すぐに生活水道なびにご相談ください。その後の対応を含め、的確にアドバイスさせていただきます。
ポンプのトラブル料金表
■ポンプの応急処置方法
ポンプのトラブルが発生した場合、まずは以下の応急処置を実施してみてください。
ただし、一時的な処置になるので、根本的な解決のためにも専門事業者に相談してください。
① 電源の確認
ポンプの電源が正しく接続されているか、ブレーカーが落ちていないかを確認します。
必要に応じて、電源をリセットしてください。
② 吸水口の点検
吸水口やフィルターが詰まっていないかを確認し、詰まりがあれば取り除きます。
特に泥やゴミが原因で詰まっていることが多いです。
③ シールと接続部の確認
ポンプ周辺のシールや接続部をチェックし、ゆるみや劣化がないかを確認します。
漏水が発生している場合は、シールの交換や接続部の締め直しを行いましょう。
④ インペラーの清掃
ポンプのインペラーに異物が詰まっていないかを確認し、必要に応じて取り外して清掃します。
これにより、水圧が正常に戻ることがあります。
⑤ 過負荷保護のリセット
ポンプが過負荷で自動停止している場合、過負荷保護装置をリセットします。
取扱説明書を確認し、適切な手順で再起動を試みます。
⑥ 異音がする場合の対処
異音が発生している場合は、ポンプを一時的に停止し、インペラーやベアリングの状態を確認します。
必要であれば、部品の交換や修理を行います。
応急処置を試しても改善しない場合は、すぐに生活水道なびにご相談ください。
その後の対応を含め、的確にアドバイスさせていただきます。